海外で人気の日本サブカルチャーから流入したジャポニズムファッション!

表参道の大通りを散歩していてルイヴィトンの前を通ると大きくFinal Fantasyのライトニングがモデルとして広告のミューズに起用されているのを見ました。最近、さまざまなブランドがアニメやゲームをテーマにしたコレクションを発表していると感じます。では、なぜラグジュアリーブランドでもクールジャパンを象徴する漫画・アニメ文化を取り入れた洋服を発表しているのでしょうか?

 


■Cool Japanとは

日本独自の文化が海外で高い評価を得ている現象。当初は秋葉原に代表されるようなアニメ、漫画に対して使われたり、渋谷・原宿のファッションやポップカルチャーを指していたが、近年では食材や伝統工芸、家電といった具合に広範囲になってきている。

 


■ジャパンエキスポ

パリやマルセイユといった世界の街で開催される日本文化の総合博覧会のことをジャパンエキスポと言うのですが、現地の方々も漫画やアニメ、ゲームのキャラクターのコスチュームを着て足を運んでいます。ジャパンエキスポが開催されて以来、来場者数は右肩上がりを続け、昨年2015年度のパリ・ジャパンエキスポでは4日間で24.5万人もの人々が足を運びました。つまり海外でも日本の漫画やゲームといった文化が浸透してきて人気が出てきているということです。

 


ファッションへの影響

今月5月上旬、ヴォーグのnewsでジバンシーが日本のヴォーカロイド、初音ミクにオートクチュールを着せたという記事を目にしました。また冒頭部に述べた通りルイヴィトンがファイナルファンタジー13のライトニングとコラボをしたと思えば、ロエベ2016年春夏メンズコレクションではコミック風のイラストやガンダムがモチーフとして取り入れられました。芸者や侍といった従来の日本のイメージを過去にガリアーノがディオールでクリエイティブディレクターを勤めていた期間のオートクチュールやトムブラウンの2016年春夏コレクションのプレタポルテでも目にしましたが、こういったアニメやゲームを日本の文化として洋服に落とし込む流れは近年とても多くなっています。このトレンドは海外でもクールジャパンという言葉が一般化しブランドがそこにビジネスチャンスを感じ取った影響だと感じました。日本では原宿等のポップカルチャーとして漫画やアニメのポイントを服に取り入れるのは少なくなかったですが、ラグジュアリーブランドにも参入していくクールジャパンという文化は恐ろしい力があったのだと感じました。今後も洋服のジャパニズムがキーワードになってくるのではないかと思います。

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