Expanding Market ムスリム市場は どこまで拡大するのか

    私の大学の友人で、なるべく肌を露出しない女性がいます。彼女は、イスラム教ではありません。季節も変わり初め気温も上昇してきましたが、彼女は、ショートパンツ等の夏の風物詩には興味が無いようです。どこで入手したのか尋ねてみると、ユニクロと答えました。昨年2015年にユニクロは日系英国人でイスラム教のデザイナー、ハナ・タジマとタッグを組みロングスカートやヒジャブ(頭を覆う布)を発表した事で話題になりました。最近、拡大しているムスリムファッションは日本で、どのような位置づけになるのでしょうか?

マーケットの拡大

   現在のファッション業界の市場において、アメリカと中国は不動の大きさです。そして3番目に巨大な市場はムスリム市場とされているのですが、ビジネス雑誌『クーリエジャポン』によると、『20年には27兆6000億円にまで拡大すると言われている。』この拡大するマーケットに対して様々な起業が企画を発表しています。

ムスリムファッションに対するブランドの動向

    今年2016年1月、ドルチェ&ガッバーナがムスリム女性の為の洋服を発表しました。またトミーヒルフィガーやダナキャランニューヨークも同様にムスリムファッションを打ち出しましたが、ラグジュアリーブランドだけでは無く、H&Mやユニクロといったファストファッションでも次々と店頭にムスリムファッションが置かれている現状です。

ムスリムの人口

      ところで、世界のイスラム教人口と日本に居住しているムスリムの人数をご存知でしょうか? 現在、全世界のイスラム教信者は約16億人とされていますが、日本に滞在しているムスリムの人口は約11万人と言われています。

日本との関わり合い

    上記で述べたように日本のムスリムの人口は決して多いとは言えませんが、ムスリムファッションは決してイスラム教の方のみの装いではありません、冒頭の友人のように、肌の露出を控えたい女性やアラビアンなモチーフが入ったアイテムを好む女性や、ヒジャブをスカーフの代わりに使用するなど使い方は多様です。

日本における今後ビジネス

    私の意見は、成長期に入ってくるムスリムファッション市場を狙って、東京コレクション等で発表される機会も増えると思います。海外展開を視野に入れている会社は特にムスリムファッションを打ち出してくると感じます。また宗教的なアイテムでもパーツごと着こなして信者で無くても、ムスリムファッションを楽しめる人が増えてくるのでは無いだろうか、今後の起業動向や人々の装いに注目していきたいところです。

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