1970年代ファッション

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2016-17AWではトレンドとして1970-80年代ファッションがあげられています。

1970年代ファッションについておさらいしてみましょう。

 

■1970年代のファッションの流れ

1970年代はドルショック、オイルショックの影響で世界経済が低迷し、不況が続いた時代でした。また工業の発展により、公害問題が深刻化し大きな社会問題となりました。ファッションでは自然志向が強まり、フォークロアやエスニックスタイルが流行しました。

この時代は「イッセイ・ミヤケ」や「ケンゾー」などの日本人デザイナーが世界へと進出し、大きな評価を得た時代でもあります。また1970年には「an・an」、1971年には「non-no」と次々とファッション誌が創刊され、若者がファッションをリードする時代へと変化しました。いままでのスーツ・ドレス主流のスタイルから、1つ1つのアイテムにスポットライトをあてたコーディネートへと変化していきます。

 

■具体的なスタイル

・安心感のあるクラシックスタイル

大人の女性を意識したクラシックなスタイルへ。

シンプルで控えめな分量感、仕立ての良い安心感のある服に焦点が向けられました。

また、1920~50年代のレトロなイメージのファッションも登場しました。

 

・ルーズ、ボリューミーなパンツ

1970年代前半は、バギーやフレアパンツといったルーズなパンツ、また、1970年代後半には、ペグトップやサルエルなど、ボリュームのある新しいシルエットのパンツが登場しました。

今ではあちこちで見かけることができる、ショートパンツ(当時はホットパンツと呼ばれていました)がでてきたのもこの時代です。

 

・サンクチュールとビッグルック

着やすさを重視したサンクチュールな衣服が流行しました。

サンクチュールは仏語で「サン」=「無い」、「クチュール」=「縫製」を意味し、裏地や芯地、パッドなどを付けずに仕立てた、くつろぎ感と開放感を備えた服といえます。

ビッグルックはこうしたルーズフィットな服をギャザーやフレア、ドローストリングなどの技法を用いて表現されました。

 

・トップスとボトムスのメリハリを楽しむ

1970年代中盤になるとビッグルックは徐々に減少し始め、大きなトップスにタイトなボトムス、タイトなトップスに大きなボトムスといったトップスとボトムスのメリハリを楽しむスタイルがでてきます。

 

・ビッグでワイドなショルダー

1970年代終盤には、肩を四角く強調したスタイルが流行します。

それにより再びオートクチュールに注目が集まりました。

肩にパッドを入れたり、プリーツを入れたりして、とにかくビッグでワイドな肩を表現しました。また、それに伴いウエストは細くするフィット&シェイプのスタイルがでてきました。

そしてコーディネートは1つ1つのアイテム主体のコーディネートからスーツ・ドレス主流のスタイルへと回帰しました。

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