古着ブームに再び火が付いた

90年代にはグランジやHIPHOPなどのストリート・ファッションのブームもあり、街には古着屋さんが沢山ありました。

各ファッション誌も定期的に古着特集を組むなど、オシャレに古着は欠かせない物というポジションを得ていたような気がします。

しかしファストファッションの勢いに押されるように、徐々に古着市場は縮小していきました。

人気のあった老舗の古着屋さんも、お店をたたんでネット通販に移行したりと厳しい状況に追い込まれました。


■解釈の変化

時は変わって今、世界的なビッグ・トレンドとしてストリートの波が来ています。

もちろん90年代のストリートの焼き直しではなく、今の新しい視点から解釈したストリート・ファッションです。

それを受けてか、このところまた古着をコーディネートに取り入れるオシャレな人を、街で多く見かけるようになりました。

昨今、海外のトップ・メゾンもこぞってストリートの要素を積極的に取り入れたコレクションを発表しています。

それらは確かにカッコいいのですが、とても普通の人が手の出るようなプライスじゃなかったりします。

そこで、古着の出番です。トップ・ブランドのデザイナーが参考にしたネタ元がお手軽な価格で手に入るのですから、利用しない手はないでしょう。


■シルエットの変化

もう1つ、今古着を取り入れやすい状況として、シルエットのトレンドの変化が挙げられるかと思います。

これまでの体にフィットした細身のラインから、リラックス感のあるビッグ・シルエットに流れは移っています。

アメリカの古着を着た事がある人ならお分かりのように、それらは現代の洋服と比べてパターンがとても野暮ったいのです。

日本人の体型の違いというのも勿論ありますが、普通に着るとやはり違和感を感じるかと思います。

その違和感をオーバーサイズで着る事で中和出来るのです。さらには上手く取り入れれば、古着特有の野暮ったさが今はとてもオシャレです。


■リメイクへの発展

いかがでしょうか? これまで古着に抵抗のあった方も多少興味は出て来ましたでしょうか?

他人が着たものは絶対イヤ! という方も探せばデッドストックなども見つけられるので是非一度トライしてみて欲しいなと思います。

さらに一歩進んで、古着ならではの楽しみとしてリメイクするって手も有ります。

今だったら、色落ちの進んだリーバイスをスリム・テーパードに詰めて、裾はあえて切りっぱなしってのが人気のあるカスタムでしょうか?

お値段もお手頃なので、大胆にリメイクしても楽しいかと思います。

新品でも似たような製品はあるかも知れませんが、古着は世界でたった一つあなただけの物です。

コーディネートに1アイテム加えるだけで、何倍にもオシャレになる魔法のアイテム。

お金を掛けなくてもオシャレは出来ます。ファスト・ファッションも悪くはありませんが、選択肢に古着もアリですね。

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