縫い代始末について

今回は縫い代始末についてのお話です。


■そもそも縫い代始末って何?

まず、縫い代とは布を縫い合わせるときの縫い目と裁ち目(※)の間の部分を指します。

デザインによっては処理をしない場合もありますが、処理をしないと簡単にほつれてしまうので、裁ち目の始末や縫い代の始末が必要になります。

素材やデザインによっていろいろな種類の始末の方法があります。

※布を切ることを「布を裁つ」といい、裁ち目とは切った布の端を指します。


■縫い代始末の種類

*ロックミシン始末

lock

 

 

 

 

 

 

 

ロックミシンというミシンを使ってする縫い代始末です。3本ないし4本の糸を使って始末していきます。

ミシンに刃がついており、縫いながらカットしてくれます。Tシャツやポロシャツなどのニット生地を縫うときにも使います。カットソーは、英語で書くとcut&sewn、要するに切って縫われた服ということになります。

 

*袋縫い

fukuro1

fukuro2

 

 

 

 

 

 

 

袋のように裁ち目が縫い代の中に納まっている始末です。

シフォンジョーゼットなどの薄い生地や透けるもの、激しく洗濯するものなどに使用します。厚手の生地には不向きです。

 

*折り伏せ縫い

orifuse1

orifuse2

 

 

 

 

 

 

 

袋縫いとは違い表にステッチが出ます。

カッターシャツやジーンズなど、表にステッチが出てもよいものに使用します。

耐久性があるので激しく洗濯するものにオススメです。

*パイピング

bias

 

 

 

 

 

 

 

布の端をバイアステープでくるみ、装飾的に始末する方法です。

バイアステープとは布の織り目に対して斜めに裁ったテープで、伸縮性があります。

織り目に対して45度を「正バイアス」といい、一般的にバイアステープにはこの正バイアスが使われています。

*巻きロック

makilock

 

 

 

 

 

 

 

最初に紹介したロックミシンを使って始末する方法です。

オーガンジーやジョーゼットなど薄いものの端に使います。3本ないし4本ある糸のうち上ルーパーの糸をウーリーロックミシン糸という伸縮性のある糸にかえて始末します。


いかがでしたか?

生地の厚みやデザインによっても縫い代の始末の仕方は変わってきます。

今着ている服の縫い代を確認してみるのも面白いですね。

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