ファッションモデルに見る、時代が求める”美”の基準

 

「ファッションは時代を映す鏡だ」などと言われますが、ランウェイやファッションフォトなどでお目にかかる華やかなモデル達もまた、時代を象徴する存在と言えるでしょう。


■時代が求めるモデルの変遷

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広く一般にも知られるモデルとしての最初の一人といえるのが、60年代に活躍した「ツイッギー」ではないでしょうか。この頃のロンドンは「スインギング・ロンドン」と呼ばれ、世界のポップ・カルチャーの中心でした。ビートルズに代表される音楽、モッズなどに代表される若者文化、そしてファッション、ロンドンが最も輝いていた時期とも言われています。

当時のお金で年に1000万ドル稼ぐと言われたツイッギーは、ビートルズが来日した翌年日本を訪れ、CMやショーに出演しました。

90年代には「ピチカートファイブ」が彼女の事を歌ったり、今現在の日本でも一時代のファッション・アイコンとして認知される存在です。

また当時の特徴として、ムービーのヒロイン役がファッションアイコンとして世間から注目を得ていました。

オードリーヘップバーンやモナコ女王となったグレースケリーは今でもファッションアイコンとして人々から忘れ去られることはありません。


■スーパーモデルが席巻した80年代

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好景気にわく80年代から90年代初頭にかけて、トップモデル達はスーパースターになりました。時代はモデル達にゴージャスさを求めました。

グラマラスで煌びやかなモデル達は夢を与える存在だったのです。中でも「ビッグ・シックス」と呼ばれた6人のモデルは別格でした。

そのギャラもスーパー、態度もスーパー、もちろん経済効果もスーパーです。

彼女達は日本のお茶の間でも、ハリウッド映画やCM、ミュージッックビデオなどでおなじみの存在になりました。特にイギリス出身の黒人モデル「ナオミ・キャンベル」は、エステのCMで「ナ・オ・ミ・YO〜」と語りかけ、歌手の久保田利伸とのデュエット曲は人気ドラマの主題曲として大ヒットと、日本中でその名を知られるところとなったのです。

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