ニッポンの逆襲が始まる!?

■世界に発信した日本の底力

 

空前のメダルラッシュに沸いたリオ・オリンピック。連日の感動と興奮にだいぶ寝不足になった方も多いのではないでしょうか?

そんな選手たちの活躍に華を添えたのが、閉会式での日本のプレゼンテーションでした。

ネット上ではいろいろと危惧されていた演出面でしたが、フタを開けてみればビックリ!

なんということでしょう、それはそれは素晴らしいものでした。

まさにクールジャパンを見事に表現していて、海外からも賞賛の声が上がっています。

 

これまでバラバラだったパズルのピースがしかるべき形で組み合わさり、日本の文化レベルが世界水準だったという事を改めて確認でき、世界に発信できた瞬間でした。

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日本が変わった? これまでも個々でみれば素晴らしいものは沢山ありましたが、なぜか国や政府などが絡むと見当違いな方向に行ってしまう傾向がありました。クールジャパンの旗印のもと政府主導で日本文化を海外に輸出しようという試みからは、目立った成果が得られていません。クリエーター達はとっくに国に期待するのをあきらめていました。


■再びTOKYOからファッションを

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パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京。春夏と秋冬の年2回、各地でファッションウィークが開催されています。

しかし時代の流れとともに徐々にその在り方に変化が見えています。

 

これまではファッションウィークに発表されるコレクションから次のトレンドが作られていったのですが、今、明確なトレンドといった概念は希薄になっているような気がします。また、デザイナー達にはこれまでのシステムに疑問を呈する人が出始め、ファッションウィーク期間ではなく独自にショーを開催するブランドも散見されるようになって来ています。

 

東京のファッションウィークは世界5大ファッションウィークという事になっていますが、海外のバイヤーの中には東京をスルーしてソウルなどに行く人が多くなっているという声も耳にしますし、その地位は揺らいでいる状況が見えます。

 

この秋から東京ファッションウィークは、スポンサーがメルセデスベンツから通販大手アマゾンへと変わりました。とりあえずスポンサーを確保出来たという事で関係者もホッとしている事と思いますが、その名前から受けるイメージに残念さを感じている人も多いようです。

個人的には、肝心なのは中身なので冠の名前をそこまで気にする必要ないのでは? と思うのですが……。

 

そんな中、先日、名前も新たに「アマゾン・ファッションウィーク・トーキョー」となった10月に開催される2017年春夏コレクションの参加ブランドが発表されました。

それを見て、変わったのはスポンサーだけじゃない、というのが第一印象でした。

目を引くのが世界でも注目されている海外のブランドやデザイナーがラインナップに加わっていることです。

 

運営団体の日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)もここのところの停滞気味な状況に色々試行錯誤していると思うのですが、大事なのはいかに良いブランドを集めるかだと思います。

勢いのある日本のブランドがどんどん海外に発表の場を移してしまうといった状況もある中、アジアにその地位を奪われそうな今の状況を打破して国際的にもイメージアップし、再び東京にファッションの活気を取り戻して欲しいと思います。

 

リオ・オリンピックで見せたプレゼンテーションのように、なにか一つのきっかけでガラリと変わると思うので。

今そんな兆しがかすかに見えている気がします。

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