染めるということ

nutteのand colorsがはじまってから数ヶ月がたちました。

私もSNSなどで染め上がった服を見かけて、色を変えるだけでこんなにも印象がかわるんだなと改めて感じます。

今日はそんな染色についてのお話です。


■染料の種類

染料の種類は【天然染【合成染料】に分けられます。

天然染料は天然素材が原料で、草木染などの植物系染料、動物系染料、鉱物系染料があります。

天然染料の特徴はなんといっても自然に色が落ちていくことです。

ジーンズに使われるデニム生地は、経糸に藍とよばれる植物で染められた糸を用いて織りますが、ジーンズ愛好家の方たちは、色落ちしないようにあえて洗濯をしなかったり、自然にこすれてできる色落ちやしわを楽しんだりするそうです。

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合成染料は主にコールタールや石油を原料にしています。

変色せず、色も落ちにくいです。また、色数が豊富です。

天然染料と合成染料、どちらにも良さがありますね。


■先染めと後染め

染色には、and colorsのように製品を縫ってから染める製品染めをはじめ、いろいろな方法がありますが、布地として分けると、【先染め】【後染め】に分けられます。

先染めは、糸もしくは綿の段階で色を染める、チェック柄やストライプ柄などの柄物、また経糸と緯糸に違う色の糸を使って織る、シャンブレーやデニムなどに用いられます。

詳しく見てみましょう。

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【先染め】

綿染め、トップ染め…わた、もしくはトップ(羊毛、獣毛のばら毛)の状態で染めるもの。

やわらかく、品質が高いのが特徴。綿、麻、毛、レーヨン(スパン糸)で可能。

かせ染め…糸をかせにした状態で染めるもの。

[かせ]はちょうど今回のアイキャッチ画像で用いたような、糸が大きな輪になっている状態です。

段染め糸はこの方法で、部分的に色を染めることによって作られます。

コーン染め…糸をコーン巻きにした状態で染めるもの。

チーズ染め…糸をチーズ巻きにした状態で染めるもの。

かすり染め…織る前、糸の段階で部分的に染めるもの。

かすり染めは着物の産地に多く、かすり染めの着物を見たり聞いたりしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

また、後染めは、生地ができてから染める無地のものや、プリントのものがそれにあたります。


■捺染(プリント)

捺染はなっせんと読みます。プリント技法のことです。日本のろうけつ染めや、絞り染め、手書き友禅などの伝統技法もこれに含まれます。

それぞれ詳しく見てみましょう。

【直接捺染法】

白地に赤をプリントする場合など、パターンの色が地の色より濃い場合に用います。

【抜染(ばっせん)法】

全体を染めた後、部分的に色を抜いて柄をプリントする技法です。

【防染(ぼうせん)法、ろうけつ染め】

色が単色で単純な配色に使える技法です。ろうなどを生地に付着させ、色が浸透するのを防ぎ、その部分を白く残る模様にします。

 

他にも、反物の状態で行われる染め方として、友禅などの手書き捺染、ローラーを捺染型として用いたローラー捺染、縫いあがった製品を染める製品染めなどがあります。

他にもいろいろと技法はあります。

自分の着ている服はどんな風に色がつけられたのか、考えてみるのも面白いかもしれませんね。


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and colors

 

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